01ダイヤモンドの主な形の種類
ダイヤの原石に施される“カット”には、外形、面のつけ方、輪郭の取り方、プロポーション、仕上げといった要素があります。
そのうち、外形(どんな形にするか)の主な種類は以下のとおりです。お好みのタイプを探してみて下さい。
02
ダイヤモンドのセッティングの種類
セッティングとは、ダイヤをアーム (腕、枠)
で留めるための方法のことで主に2タイプ。
好みや使い勝手も考えて選んで見て下さい。
爪ありProng setting
オーソドックスないわゆる立て爪
爪があるリングは、ダイヤをグッと持ち上げる分、四方から光を受けやすくなる。そのため、ダイヤ本来の輝きを美しく表現できるというメリットが!
爪なしBezel setting
普段でもしやすく使い勝手で人気
高さがなく表面がフラットな爪なしは、服などに引っかかりにくいため、日常使いもしやすい。
最近は立て爪と人気を二分し選ぶ人も増えているよう。
03ダイヤモンドの4Cとは
“4C”はダイヤモンドの品質を表す4つのポイントを総称した言葉のことを言います。
ダイヤのリングに添えられた保証書(鑑定書)に、この4Cが記載されます。
これらの値はダイヤの美しさや価値を評価したり、価格を保証するものではないけれど、購入時の目安にはなるため、覚えておくと便利です。
Cutカット
ダイヤの研磨(形状)のこと。
もっとも一般的な「ラウンドブリリアントカット」の場合のみ、
どれだけ正確に磨かれているかを表す、5段階のグレード(下の表)に分けられる。
Excellent
Very Good
Good
Fair
Poor
Colorカラー
ダイヤの色味のこと。無色のDカラーから、Zに近くなるほど黄色みや茶色みを帯びてくる。
またこれとは別にイエローやピンクのダイヤはファンシーカラーと呼ばれ希少価値大!
※JJA/AGL認定のマスターストーンを使用の場合
- DEF
- 無色
- GHIJ
- ほぼ無色
- KLM
- わずかに黄色み
- N~R
- 非常に薄い黄色
- S~Z
- 薄い黄色
Clarityクラリティ
ダイヤ表面の特徴(キズや欠け)や、内包物(インクルージョン)の程度を表したもの。
10倍の顕微鏡によって鑑定される。肉眼でそれらが見えない、SI以上のものがおすすめ。
04リングの素材の種類
ダイヤはもちろん、アームの素材をどうするかも大切なポイントです。
結婚指輪を選ぶ際も、素材は大きなポイントになると言えます。
プラチナPlatinum
ダイヤが引き立ち婚約指輪の主流
白色の金属で、白金とも呼ばれ、Ptと表記。婚約指輪、結婚指輪ともに日本人には人気が高い。
Pt1000が純プラチナ、900は純度90%という意味です。
コンビCombination
コーディネートをしやすいのが魅力
プラチナ&ゴールド、マット&光沢など、異なる素材を組み合わせたデザインをコンビと呼ぶ。
他のジュエリーとコーディネートしやすく個性も主張できる。
ゴールドGold
日本人の肌に合い最近人気も上昇
オークル系の日本人の肌に似合いやすいのがゴールド。
欧米では誓いに用いられるリングはゴールドの方が主流とか。24金は純度100%、18金は純度75%。
その他のゴールドOther gold
ほんのり色づいたピンクや黄色の金
8金は、混ぜる金属の種類や割合を変えることで、ピンクや黄色、白など、さまざまな色を作ることができる。
ファッションの一部として選んでみては。
05リングの主流タイプ
リングを選ぶときに気になるのは、やっぱりデザインと言えます。
ここでは、リングの主なデザインの種類を紹介致しますので、自分の好みやファッションに合うのはどんなタイプか検討して下さい。
婚約指輪− 石と枠の組み合わせによって表情やイメージは大きく変化
−
ソリティアSolitair
根強い人気を誇る1粒石のリング
宝石を1粒だけ留めたタイプ。ソリテール、ひとつ石などとも呼ばれる。
時代や世代を問わず定番の人気もの。
メレMelee
メインの石を小粒のダイヤが引き立てる
0.02ct前後の小さなダイヤをメレと呼ぶ。メインの石の引き立て役として使われることが多く、色付きもステキ。
パヴェPavé
メレを敷き詰めて豪華さをプラス!
小粒のダイヤ (メレダイヤ)
をびっしりと敷き詰めたリングのこと。中央に石がなく、メレだけのタイプも人気。
結婚指輪−
ふたりでつけるものだから彼にも似合うデザインをチョイス!
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横見せ系Side detail
サイドのポイントがさりげなくおしゃれ
横から見られたときに、さりげなく印象づけてくれるのが、サイドにデザインのアクセントがあるこのタイプ。
メッセージ系Message
ふたりの思いをメッセージに込めて
ふたりの願いや愛の言葉などを指輪に託した、メッセージ性のあるタイプも人気。文字入りなどモチーフは多彩!
彫りもの系Engraved
程良くカジュアルで最近、人気は上昇
シルバーリングのブームが火付け役となり、脚光を浴びているのがこのタイプ。彼にもカジュアルな服にも◎。
ほっそり系Slim
程良くカジュアルで最近、人気は上昇
細くシャープなフォルムのシンプルなタイプなら、シーンを選ばずつけられる。男性にも人気が高いのがこれ。
ダイヤ入りDiamond
毎日つけるからこそ高級感のあるものを
普段身につけるからこそ、ダイヤ入りで高級感&存在感を主張。
彼は同デザインでダイヤなしというカップルも。
ボリューム系Bold
印象はマニッシュ男性の指にも合う
一般に男性は指が大きく太いので、このタイプは似合いやすい。
また、キャリア派の女性にも、人気の傾向に。
V字・S字V-shaped・S-shaped
同じ形で重なれば2個でもスマート!
V字やS字にデザインされたふたつが、同じ角度で重なるタイプ。指もシャープに見えるため、一石二鳥!
仕掛け系ペアComplementary rings
ふたりのリングを合わせて楽しんで!
ふたりのリングを重ねると何かの形が浮かびあがるなど、仕掛けのあるマリッジも注目の的。絆も深まりそう!?
凹凸の重なりBridal set
重ねづけしたときのゴージャス感が魅力
婚約指輪と結婚指輪が凹凸で重なるタイプなら、存在感は満点。個性を出したい人にもおすすめ。